尼崎商工会議所様主催
「相続対策セミナー」開催しました

 
日時; 平成27年3月4日(水)17:00〜18:00
場所; 兵庫県尼崎市 都ホテルニューアルカイック 
   (MIYAKO HOTEL NEW ARCHAIC)

この度、尼崎商工会議所様主催の「相続対策セミナー」におきまして、相続税・贈与税のしくみ、平成27年度からの相続税の改正内容、相続対策の考え方、もめない遺言書の作成、生前贈与活用法、生命保険の活用までを簡単にご説明させていただきました。 

平成27年度から遺産に係る基礎控除額が40%減少し相続税課税対象者(全国平均約4%⇒全国平均7%台に)が拡大されることとなりました。気が付けば相続税課税対象者になっていることも十分あり得るので、しっかりとした事前対策(財産目録の作成、相続財産の評価、相続税額を試算する等)を練ることによって、次世代に財産を残す、また、もめない遺言書を作成することをお勧めします。まさか自分のところではそんな相続税がかかるまでの財産がないので、揉め事なんて起こらないと思っている方でも相続財産の内容(土地、自社株式など)や親族関係によっては事前準備することによって争族を回避できる場合があると考えます。

これからは相続前にできる限り有効な生前贈与対策をされることをお勧めします。平成27年度から贈与税の税率も2パターンにわけて、一般の贈与税率と20歳以上で直系尊属に対する贈与税率となっております。特に後者の直系尊属に対する贈与税率は税率構造が緩和されていますので、現時点での推定相続人に対する相続税率と比較してそれ以下の贈与税率で贈与するのも一つの対策になるのではないかと考えます。また生前贈与した上で、生命保険を利用した相続対策も十分検討される方が良いのではないかと考えます。


   

 

相続対策で大切なことは「早く対策を始めることです」。

税制改正は毎年行われます。相続対策は財産の状況や被相続人の年齢等により、様々なパターンがあります。税法が認めている、簡単で、無理のない(リスクのある対策はやらない)相続対策を早めに行いましょう!「相続対策について」当事務所までお気軽にご相談いただければと存じます。

 

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