平成29年11月29日、兵庫県立武庫荘総合高等学校において、高校一年生（320人）の租税教室の授業をさせていただきました。今回の租税教室で武庫荘総合高等学校において6回目となりました。

　講義を始めるにあたり、まず自己紹介をさせていただき、次に税理士の職業について具体的に説明を行いました。また資格別年収ランキングの話をしますと、高校生の目が輝いていました。

　授業の内容につきましては、歳出（税金の使われ方）、歳入、少子高齢化、社会保障、諸外国の税制、公債残高の問題、小さな政府、大きな政府という考え方について説明しました。

　講義の後に、生徒の皆様にアンケートを書いていただきました内容をご紹介しますと、「税理士は、税の計算だけしていると思っていたが、今回の職業紹介で非常に幅が広い仕事で社会にとってなくてはならない職業だと思った」なんて泣けそうな内容が書かれていました。また、「税金の種類が多いことに驚いた。税金が私たちの暮らしをよりよくするために使われていることを考えると、教科書を大事にしようと思いました」「働いて納税している家族の人に感謝しなければならないと思った」というような内容のことも書かれていて感動しました。